小金井保育園について

保育園は、どんな大人になっていくのかを育む大切な場所です。
一人ひとりに向き合い、自己肯定感や自己の発揮を促すことで、「わたし」も「お友だち」も同じように大切、ということを学んでいきます。人を大切に思う心から社会性を育む保育を目指しています。

流れる保育を目指して

国の設置基準を満たした認可保育園で、0歳から5歳のお子さまをお預かりしています。最長で20時まで開所していますので急な残業などの時にも安心して預けていただけます。

小金井保育園では、0~2歳までを専任の担当職員がつく育児担当制を、3~5歳児は異年齢混合保育を行っています。育児担当制では、おかあさんといっしょに過ごすように、いつも同じ先生が同じ手順・やり方で保育をすることで、常に見守られている安心感からお子さまの情緒の安定を図る、「わたしは大切」という自己肯定感を持たせる、という狙いがあります。異年齢混合保育では、上の子が下の子の面倒を見て思いやりの心を育んだり、下の子はお兄さんお姉さんに憧れを持って挑戦してみたりと、さまざまなお友だちとの関わりながら、同じ年齢間では得られない成長をしていきます。こうして、まずは自分＝人はとても大切なのだと知り、その大切な存在を慈しみ、社会性を育んでいくのです。

また、目指す保育のかたちのひとつに「流れる」保育があります。大きな声を出さなくても、いちいち指示をしなくても、日々の習慣や生活のリズムと秩序を流れに沿って整え、安定することで、子どもたちは今すべきこと、次にやるべきこと、正しいことを理解して主体的に、流れるように自然と行動にうつすことができます。職員一人ひとり、流れるように、流れを止めないように、日々懸命に、お子さま一人ひとりと丁寧に向き合っています。

なかよし給食について

小金井保育園では「なかよし給食」を行っています。
これは、主な食物アレルギー源である乳・卵を最初から使用しないものです。

通常、アレルギーを持つお子さまにはアレルゲンを除いた特別な除去給食を作って対応しますが、周りのお友だちと異なる食事になり、「自分は人と違うのだろうか？」と、時に不安で寂しい気持ちにさせてしまうこともあります。

「なかよし給食」は、アレルギーのある子もない子も、みんなが同じ食事を楽しむことができます。また、調理の際に混入してしまったり、配膳間違いといった事故も防ぐことができるので安心です。卵も乳製品も使わなくても、ちょっとの工夫でコクやとろみや風味を補うことができるので、「安心もおいしさも大満足」を実現しています。

※おやつの時間のみ「牛乳」を提供いたします。乳アレルギーのお子様には代替えで対応いたします。

乳児の保育（0歳～2歳）

• ●子育ての基本の時期です。一人ひとりのお子様を大切に、一人ひとりの育ちに合わせて、丁寧に保育します。
• ●24時間の生活リズムを大切にします。
• ●ご家族と一緒に過ごすように、いつも同じ保育士が食事やオムツ替え等のお世話をする「育児担当制」を行います。

幼児の保育（3歳～5歳）

• ●3 ・4 ・5 歳の子ども達が一緒に生活する「異年齢混合保育」を行います。 大きい子どもは、自然に小さい子どもをいたわり助けてくれます。
• ●小さい子どもは、大きい子どもを見ながら、チャレンジしようとします。
• ●一緒に生活する中で、思いやりや主体性が育ちます。「仲間関係が育つ大切な時期です」